2019年4月29日(月・祝) 手術翌日の入院食と患者さんの様子
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日曜日が手術日だったので手術翌日は月曜・祝日!
私たちも外来診療は休診なので体を少し休めることが出来ました。
朝食は毎朝Naturalなkitchenなつきさんが作って下さいます。
グルテンフリー・カゼインフリーに加え動物性食品不使用・添加物も調味料も一切使っていない本当に自然な味の料理です。
噛めば噛むほど美味しい。
あとで体にしみわたるやさしい食事です。
手術翌日の朝食
朝から作って持ってきて下さいました。
今回は食数が多いので大変だったと思います。
米粉パンのサンドウィッチ。
作りたてでフワフワもちもち😮
小麦粉のパンよりも美味しいです💖
朝食には毎日スムージーが付いています。
このスムージーは野菜が苦手な方でも美味しく飲めます。
おなかが空いていないときはスムージーだけでも水分と栄養素が補給できるので朝の忙しい時間にオススメです。
手術翌日の昼食
朝食と昼食の時間の間隔が短いため、昼食は軽食としています。
昼食はオーガニック料理の「チアリ」。
玄米粥は美味しいです。
カロリーも低く血糖値を急激に上げず、便通にもすごく良いのでダイエット中の人の炭水化物としてもオススメ。
手術翌日の夕食
夕食は早めの時間にガッツリおなかが満足出来るよう、肉を中心に高たんぱく食にしています。
「さらりごはん」の薬膳弁当です。
重ね煮野菜の味噌汁は野菜たっぷり。
便通を考えてのメニューです。
デザート付き。
もちろんグルテンフリー・カゼインフリーです。
しかも卵まで不使用。
サクサクでとても美味しいクッキー。
美味しく作る技術が素晴らしいです✨
手術翌日は体力を付けるために徐々に食事量も増やしていきます。
量が多い方は残して頂いても構いませんし、米の量を減らしておかずだけ食べるのもありです。
小柄な女性だと入院食を毎食完食すると確実に入院期間中に体重が増えます😓
気を付けましょう😅
手術翌日の患者さんの様子
痛くて眠れなかった人は一人もおられませんでした。
ただ場所が変わって、寝具が変わって、あと緊張と興奮で何となく眠れなかったという人はおられました。
翌日、便が出る人、全く出ない人と色々ですが、どこで便が停滞しているかで治療が違ってきます。
下剤を内服するのか、坐剤や浣腸を使用するのか、個々の患者さんによって診察の結果、指示を出します。
大丈夫。
翌日出なくても何とかなります。
出た人も出なかった人も元気です。
そして局所麻酔で手術を受けられた6名は本日から外出自由。
早速、出かけておられました。
しかもスキニーのジーンズをはいて😅
痔の手術翌日で本当に痛い人は絶対にスキニージーンズは無理ですから。
痛くない証拠ですね。
手術中に大騒ぎしていた人も、余裕だった人も皆、思っていたよりも痛くないと👌
手術翌日からオシャレをして外出できることは診療所の入院手術の自慢でもあります😊
ここが日帰り手術との最大の違い。
日帰り手術は術後3日間は結構痛いですから💦
痛みの覚悟をして受けて頂いていますが、それでも痛いものは痛いです。
でもその痛みはずっと続きません。
治ればいつか無くなる痛みです。
最初の2週間だけ痛み止めを飲みながら何とか乗り切ってもらえば、そのあとは入院手術の患者さんと変わらないくらい楽になります。
入院手術と違って安静にする必要は全くありませんから、動けるようならどんどん動いて下さいね。
元皮膚科医という異色の経歴を持つ肛門科専門医。現在でも肛門科専門医の資格を持つ女性医師は20名余り。その中で指導医の資格まで持ち、第一線で手術まで担当する女医は10名足らず。元皮膚科医という異色の経歴を持つため、肛門周囲の皮膚疾患の治療も得意とし、肛門外科の医師を対象に肛門周囲の皮膚病変についての学会での講演も多数あり。
「痔=手術」という肛門医療業界において、痔の原因となった「肛門の便秘」を直すことによって「切らない痔治療」を実現。自由診療にもかかわらず日本全国や海外からも患者が訪れている。大阪肛門科診療所(旧大阪肛門病院)は明治45年創立の日本で2番目に古い肛門科専門施設でもあり日本大腸肛門病学会認定施設。初代院長の佐々木惟朝は同学会の設立者の一人である。
2017年10月には日本臨床内科医学会において教育講演を行うなど新しい便秘の概念を提唱。